子供達の歯の問題は人によって異なりますが、元々顎が細いために、永久歯が生えてくる頃にスペースが足りずにズレて生えてくるケースや、柔らかいものばかり食べているために歯並びが悪くなってしまうケースなどがあります。
そのことから勉強に集中できなくなっていたり、情緒が不安定になったり、さらには睡眠時の呼吸が不安定になり脳の発育に影響が出る場合がありますので、ただ歯の見た目が悪いだけでは済まされません。
将来的にそうした問題を抱えながら大人になる前に、小児矯正専門の認定医のいる矯正歯科に相談し、歯列矯正をすることで問題を解決しましょう。

歯列矯正を行うタイミングは、永久歯が生えそろってから行うのが一般的です。
まだ乳歯の残っている段階で矯正を始めても、次に永久歯が生えた時にまた調整を行わなければならず、早くからの矯正はあまり意味がないと言われています。
料金も基本的には早くから始める場合と、永久歯が生えそろってから行う場合とでは変わらず、一見料金が変わらないのであれば歯列矯正は早くからと考える家庭もあるかもしれません。
しかし、子供にとっては負担がかかる時期が長いことになりますから、負担なく矯正を行うためにも永久歯が全て生えそろってからの方がいいでしょう。
まずは6歳以降、歯並びがおかしいことに気づいたら歯医者さんを探して相談してみましょう。
子供にとって丁度いいタイミングで矯正を開始してくれます。

安心して歯医者さんに治療を任せてもらうために、日本矯正歯科学会では適切な治療を提供出来るよう、認定医・専門医制度があります。
大学病院で5年間の矯正専門の研修を受けて試験に合格する必要がありますので、矯正治療に関して充分な学識と経験があります。
現在は歯科医は近所にたくさんあるので、安心して子供の矯正ができる歯科医探しの際に選び方で迷うかもしれませんが、この認定医・専門医制度のある小児矯正の歯科を探せば迷わずに済みます。

また現代の治療法は日々進歩しているので、最新設備のある矯正歯科は大学病院でなくても普通に街中に何件も存在します。
患者さんに負担のかからない最新設備を取り入れている矯正歯科を選び方の一つとして探してみるのもいいでしょう。
気になるのは歯列矯正にかかる料金ですが、決して安くはありません。
歯科にもよりますが、大体50万円から70万円ほどはかかります。
ですから、相談する際には患者さんの気持ちを考えて、事前にかかる料金や治療期間などを説明してくれる歯医者さんですと信頼できそうです。
心配な部分は必ず事前に確認しておきましょう。